2021-04-02 第204回国会 衆議院 外務委員会 第5号
また、過去には、緒方貞子国連難民高等弁務官、天野之弥国際原子力機関事務局長などが日本人として活躍されました。 政府や外務省のみならず、我々国会議員も、機会を捉えて候補者のPRに励む必要があります。総力をもって国際機関のトップのポスト獲得に臨むこと、そのためにも、なるべく早い段階での候補者の選定が必要だと強調させていただきます。
また、過去には、緒方貞子国連難民高等弁務官、天野之弥国際原子力機関事務局長などが日本人として活躍されました。 政府や外務省のみならず、我々国会議員も、機会を捉えて候補者のPRに励む必要があります。総力をもって国際機関のトップのポスト獲得に臨むこと、そのためにも、なるべく早い段階での候補者の選定が必要だと強調させていただきます。
○浅田均君 今、TICADに対する言及ありましたけれども、どちらかというと、アフリカなんかに対して日本は余り強くなくて、中国は先に協力とか、経済協力とかを始めていましたので、アフリカに関しては日本はちょっと後発だったかなという気がするんですけれども、緒方貞子高等難民弁務官ですね、緒方さんの努力なんかが物すごく実を結んで、その後、茂木大臣なんかがしっかり基盤を強化していただいているという意味で、そういう
これまで、国際関係論というのは国家対国家のことをずっと論じてまいりましたが、そうではなくて、人間の安全保障、つまり、一人一人に着目して尊厳、人間の尊厳に対する、を守っていくんだという考え方、これ私、すごく私が尊敬しています緒方貞子さん、またそれからインドの哲学者、経済学者アマルティア・センなどの方々が提唱してきた概念でありますが、これ、過去の菅総理の国会の一般演説等を見てみますと必ず出てくる言葉なんですね
昨年十月に、人間の安全保障という我が国の国際貢献を行う上での基本理念を実行された緒方貞子さんが御逝去されました。また同じく、昨年十二月には、アフガニスタンの復興のために命懸けで尽くされてきました中村哲先生も志半ばでお亡くなりになられました。
実際に、昨年、御逝去されましたけれども、IAEAの天野之弥さんやUNHCRの緒方貞子さんといった、世界から尊敬される人材もいらっしゃったことは事実です。ただし、これは、属人的に優秀な方がいて、その方がトップについただけであって、国を挙げて戦略的に、この分野が重要だから、ここへ優秀な人材を、トップをとりに行こうという形で動いたわけではないんだろうなと思っております。
そして、例えば国連機関ですけれども、第八代の国連難民高等弁務官、この間お亡くなりになりましたが、緒方貞子さん、あるいは第二十二代の国際司法裁判所裁判官の小和田恆さんなどを始め、国連機関に多くの委員を出しております。 この国連あるいは国際機関において多大な貢献をしている我が国ですけれども、それゆえに、日本の人権保障や差別撤廃の取組というのは今国際社会から注目されていると。
まず、少し日はたちましたけれども、冒頭、緒方貞子さんがお亡くなりになられましたことについて一言申し上げたいと思います。 日本女性初の国連公使、国連難民高等弁務官、JICA理事長等々を歴任されました。人間の安全保障を提唱され、まさに緒方さんが提唱されたものが国際的なパラダイムになってきたと、その足跡は本当に大変なものだったというふうに思います。
私も緒方貞子さんにとても憧れて、それだけが理由ではありませんけれども、外交を目指すことになったなという、そういう思い出がございます。本当に御冥福を私もお祈りしたいと思いますし、また、今大臣から、タスクチームでしっかりと各省とも連携をしながら、また高い関心を持って、大臣御自身も高い関心を持って主導していただけるという趣旨の御発言をいただいたと思います。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
○国務大臣(茂木敏充君) まず、この機会に、国連難民高等弁務官、そしてJICA理事長等を歴任された緒方貞子さんが先月の二十二日にお亡くなりになられたことに対して、その高い御功績に改めて敬意を表し、御冥福をお祈り申し上げたいと思います。
○河野国務大臣 外務省で、経験者の採用試験、あるいは任期つきの職員というようなことを今考えておりますが、例えば、明石康さんとか緒方貞子さんなんという方は、外務省で公使などをお務めになったということもありますので、大使、公使、総領事、そうしたものを含め、必要に応じて外務省のポストについていただいて、更に上を目指していくべく努力をしていただきたいと思っております。
そういう意味で、もちろん緒方貞子さんのようなどこから見てももうすばらしいリーダーが国連組織のトップに立てばそのインパクトは大きいと思いますが、ただ人数を増やす、日本人の人数を増やすという意味ではどのぐらいインパクトがあるのかというのは、実は疑問に思っております。 もし日本の顔をもっと見せたいというのでしたら、次の、日本のNGOのことをもっと考えてもいいんではないかと思います。
私も国際会議で大変肩身の狭い思いをしながら、例えばカンボジアやベトナムでの貧困撲滅など、緒方貞子さんの人間の安全保障基金からの御支援云々ということを書かれています。 国際会議とか国際舞台の場に出ると大変肩身の狭い思いしているという、本当にこれ、そう感じられるんじゃないかと思うんですよ。
先ほど、ちょっと冒頭引いた「私たちの道徳」の中に、二百十九ページに緒方貞子さんのメッセージというのがあって、ちょっとだけ読みますが、「人間がどんな場所、どんな環境のもとで生まれるかは、全くの偶然です。
それで、もう一つだけ、緒方貞子氏が書いてあることもいいので、ちょっと読みます、申しわけないですけれども。 中学生のみなさんへ 人間がどんな場所、どんな環境のもとで生まれるかは、全くの偶然です。
中満氏については、今までは国連難民高等弁務官事務所、UNHCRで緒方貞子氏の下で仕事をされたほか、国連PKO局アジア・中東部長、そしてUNDP、国連開発計画の本部危機管理部長、こうした要職を経験されてこられました。
中満泉さんとおっしゃいまして、緒方貞子さんのもとで国連の仕事をされてきた。特に軍縮関係に強い興味をお持ちで、今度は軍縮担当上級代表という極めて重要な役職につかれております。 私は、この意味というのは、二重の意味で日本にとって国際社会に働きかけることができると思っております。
だけれども、結局、緒方貞子さんもおっしゃるように、これ紛争の根っこを解決しなければ現象としての人道援助もできないということで、紛争解決等まで関わるようになって、法律の改正まで関わってこられた。というのは、実は議会というのもある意味では法律を作るところで、最終的に落としどころを議会も行政府に対して提言していかなければいけない。
昔、UNHCRの緒方貞子さんと話したときも、やっぱり日本人、なかなかやっぱりUNHCR、人道援助も含めて現地に、特に紛争地に行きたがらないと。何かあれば一番最初に出ないといけないと。彼女が国際協力機構の、JICAのトップになられてからもそういう問題があると。危険を回避、日本人の犠牲を回避しないといけない、それは分かる。その一方で、日本人とは何かと、そういう問題もあるんですよね。
○武見敬三君 この人間の安全保障の考え方というのは、我が国は、実はコフィー・アナン事務総長の下で、当時、アジアで初めてノーベル経済学賞をもらわれたアマティア・センさんと、それから緒方貞子さんが共同議長になって人間の安全保障委員会というのを設立をして、そこで改めてこの政策概念というのを整理をいたしました。
難民支援は、UNHCR、緒方貞子先生、そしてJICAなどの活動もあって、難民支援では随分実績を収めてきました。 これは、非軍事領域にとどめるという意味ではありません。
私は、個人的には、一九九一年にドイツにおりましたけれども、そのときに緒方貞子先生がUNHCRにおりました。それで、コソボと、それからそのときに緒方先生は軍用機で軍用飛行場に降り立って、そして、あの小さい体で防弾チョッキを着て、兵士に守られながら二百人の難民の交渉に当たられたわけですね。それはやっぱり自分の原点だというふうに思います。 ですから、軍用にやるということは絶対にありません。
既に日本には緒方貞子先生という難民支援の象徴となる方がおられて、緒方先生の時代には日本からの支援もUNHCRに大変多く出ていたと思うのですが、やはり今大分減っていることが大きな課題ではないかと思います。